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2009年12月16日の記事は以下のとおりです。

中判カメラ用アダプター 2

  • 2009/12/16 17:43
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ファイル 47-1.jpg

前回ご紹介したアダプターですが、この他にも同時に、合わせて3点のご注文を頂きました。

全てつや消しの黒アルマイト処理をして、お届け致しました。

写真にある部品のうち、左の部品のネジ部分をご覧頂くとお分かりかと思いますが、一部メッキが剥げたような状態になっています。

これはアルマイトをする時に必要な「接点」で、アルマイトは電気を流してメッキをするので、部品の中に、電極を取り付ける場所が必要になります。

光学部品ではこの接点が意外と重要なのですが、普段光学部品を扱わないような工場は、接点をレンズ側にしたり、外装の目立つところにしたりすることがありますが、品質を損なう恐れがありますので、光学部品に慣れたところに依頼した方が良いかと思います。

弊社では、お客様の側で接点を指定して頂く事もありますが、ほとんどはお任せ頂いています。

電極を取り付けた部分はメッキの染料が浸透しないので、メッキが剥げたのではなく、メッキが付かない部分が出来てしまうのです。
白アルマイトの場合はほとんど目立ちませんが、ご覧のように、黒系のアルマイトは、剥げたようになってしまうので、使用時には隠れるような場所を接点として指定しなくてはなりません。

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