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カテゴリー「」の検索結果は以下のとおりです。

ロボット用部品

  • 2010/08/11 09:26
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ファイル 119-1.jpgファイル 119-2.jpg

材質はアルミの中でも強度が高い超々ジュラルミンのA7075を使用しました。
小さく薄い部品の場合、強度が高い方がより効果的だと思います。
(上は加工後、下は黒アルマイト後の写真です)

ただA7075は他のアルミ材に比べ流通量が少なく、丸棒などは細い材料が無いので太い物から削らなくてはならず、その分加工コストが掛かる場合があります。
もちろん事前に5000系、7000系のアルミ材で価格を比較したい、とご連絡頂ければ両方の価格をお知らせ致します。

今回のお客様はこの部品を小さなロボットに組み込むとのことで、弊社でもロボット用部品は大学の研究室様からご依頼頂く事が多い部類ですがここまで小さい部品は初めてです。

ロボット用部品で特徴的なのは、アルミはほとんどA7075をご指定頂く事が多く、次いで回転軸などにステンレスの部品を使用しています。
軽量化が第一と言う事でアルミ材を使用していますが、強度はなるべく落としたくないと言う事で、A7075を指定して頂いております。

参考までに、光学系部品でA7075を使う事はほとんどありません。

また最近研究者の方からのご依頼で多いのが、同じ部品を色んな材種で試したいというものです。
アルミは強度や耐食性、熱の伝わり方など、種類によって色んな違いがありますが、柔軟性にも違いがあって、材料を製造する時の成分の違いにより、色んな違いが出てくる物だと、改めて思い知らされます。

またアルミは金属の中でも軽量で知られる材料で、ほとんどその為だけに使用する事も多いですが、実はアルマイトメッキをすると表面に皮膜が数ミクロン付くので電気を通さなくなり、絶縁させる事もできます。

弊社では、アルミ部品=アルマイト、という位、ほとんどのアルミ部品にアルマイトをしていますが、電気を通さなくなってしまうので、逆にアルマイト後に一部を切削して導通させる、という加工を行う事もあります。

すこし脱線してしまいましたが、同じアルミでも、使い方によって色んな機能を持たせる事ができ、これは私共加工屋の技術と言うより、お客様のアイデアで色んな活用法が生み出された、ということに他なりません。

バイク用アルミスペーサー

  • 2010/08/09 14:22
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ファイル 114-1.jpg

アルミ板を切削してスペーサーを製作致しました。
このようなスペーサーはこれまで何度も製作しておりますが、お客様のほうで穴のサイズと穴間ピッチだけは正確にお伝え頂くようにお願いし、外形部分については、寸法をご指定頂かない場合は弊社の方で大体の寸法にて製図致します。
製図後図面をお送り致しますので、形状ご確認の上、加工をスタート致します。

今回のお客様においては外形部分もきちんと寸法指定して頂いたので、そのまま加工を致しました。

アルミ製彫刻部品

  • 2010/08/03 10:20
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ファイル 115-1.jpg

光学部品で彫刻というとレンズの外周に彫ってある目盛が思い当たるかも知れませんが、光学部品以外でも、上の写真に写っているスケール(定規)や企業のロゴマークなど、身の回りのあらゆるところに彫刻された製品が見つかると思います。

一口に彫刻と申しましても、ポンチで叩いて作る刻印や、レーザーマーカーで加工するマーキング、ハーフエッチングによる彫刻、などがあります。

どれも一長一短ですが、弊社社内で可能なのはいわゆる彫刻で、細い刃物を回転させて、多くは数字やアルファベットを、他にはロゴなどを製品に彫る加工を行っています。

今回のお客様のように、イラストレーター形式でデータをご提供頂ければ、あらゆる形状で彫刻する事ができます。

写真の製品はアルミの薄板を丸くカットし、ロゴを彫刻しました。
そのあと耐食性を高める為白アルマイト処理を行い、文字を強調させる為にブラックで色入れを行いました。

当ブログは個人のお客様からのご依頼品を掲載する為、余り多くはご紹介できませんが、彫刻という加工は、古くから企業のお客様から頻繁にご依頼頂いているもので、ごくごく一般的な加工方法です。

製品に付加価値を与えたい、オリジナリティを出したい、など色んな利用方法があるかと思います。是非お気軽にご相談ください。

(写真は自動車のホイールキャップです)

メーターパネル

  • 2010/07/28 13:05
  • カテゴリー:

ファイル 113-1.jpgファイル 113-2.jpg

アルミ薄板を加工してメーターパネルを製作致しました。

図面に関してはグラフィックソフトで描かれた物をお客様から提供して頂き、加工もそのまま行いました。

最近ではイラストレーターのようなソフトでも寸法通りきちんと書く事ができるようで、専門のCADは必ずしも必要ではありません。

ただ個人のお客様から頂く図面で多いのが、寸法と形状の縮尺が合っていない事があります。
つまり線の長さ寸法が「5mm」と「10mm」とある場合、両者の差が2倍あるわけですが、イラストの方は2倍もなくて、せいぜい1.5倍の差程度しかない、或いは逆に3倍近く差が付いている場合もあり、CADで正確に書いてみると穴が破けてしまったり、ご想像の形とかけはなれてしまっている事もあります。

弊社の方で気づいた場合にはお客様の方に正しい縮尺の図面をお送りして確認させて頂く場合もありますので、ご了承ください。

今回の部品はアルミ薄板をワイヤーカットで切断後、つや消し黒アルマイトにてメッキ処理致しました。

ステンレス部品

  • 2010/07/26 15:25
  • カテゴリー:

ファイル 112-1.jpg

ステンレスには色んな種類があることは当ブログでも何度かご紹介しておりますが、今回SUS316という少し特殊なステンレス材をご紹介します。

企業のお客様からはこの材料を指定される事も少なくありませんが、個人のお客様では非常に珍しいです。

ステンレス自体、錆に強い材料で知られますが、ステンレスの中で耐食性の良いもの、と言うとまずはSUS316の名が上げられるのではないでしょうか。

弊社でも、特殊環境用の装置部品でよく使いますが、この材料はステンレスの中でも切削性が悪いので、一般的なステンレスよりも加工コストが掛かります。余り流通していない材料ですので材料費も高いです。

ただ今回の場合は形状が単純で、薄板から精密カットし、そのあと角を丸める、という加工内容だったので、普通のステンレスと同じ価格で承りました。

お客様の方では、最初SUS304とSUS316で価格差を知りたいとのことでしたが、海で使う物との事なので弊社としてもご希望に添う事が出来て良かったです。

通常の切削加工であれば、何割かのコストアップになりますが、単純な形状であれば価格は変わりませんので、同じような用途でご検討されているお客様は、特殊材でもご遠慮なくお申し付けください。

アルミ部品

  • 2010/07/23 10:49
  • カテゴリー:

ファイル 111-1.jpgファイル 111-2.jpg

使用目的は分かりませんが、写真のような形状の加工をご注文頂きました。

アルミチューブ(パイプ)にフタをしたような形状ですが、弊社では溶接工事は原則行いませんので、アルミ無垢材からの削り出しです。

弊社で主に扱う光学製品でも、やはり溶接加工を行う事はほとんどありませんので、光学部品メーカーであれば、通常このような形状であれば何の問題もなく一体で加工できると思います。

光学部品の場合、内径にレンズ用の穴があり、細目のネジがあり、つや消しのメッキを行い・・・と言った流れになりますが、今回は個人のお客様で、そのような用途ではありませんので切削したまま、メッキ無しで製品を発送致しました。

お客様におかれましては、思った通りの製品でご満足頂いた、とのご連絡を頂きました。ありがとうございました。

アルミ部品

  • 2010/07/21 08:50
  • カテゴリー:

ファイル 110-1.jpgファイル 110-2.jpg

アルミ部品を2点、ご注文頂きました。

形状としては単純なものですので特筆すべき所はありませんが、当初お客様から頂いたイラストでは、外側にはみ出した穴(写真上)が、はみ出すように書かれていなかった為、こちらから図面をお送りして、「穴が破けますが宜しいですか」というメールをお送りして、内容をご確認頂いてから加工をスタート致しました。

写真は、両方とも白アルマイトメッキを処理したものです。

アルミ部品

  • 2010/07/12 13:51
  • カテゴリー:

ファイル 109-1.jpg

A7075材にて、アルミ製プレートを2個ご注文頂きました。

厚みは15mmあり、両面は材料のままで加工しておりません。
周囲4面を切削加工し、穴加工を行って、発送致しました。

ラジコン用パーツ

  • 2010/07/08 13:50
  • カテゴリー:

ファイル 108-1.jpg

詳しい用途は存じませんが、ラジコンに組み込むパーツをアルミで製作致しました。

一見単純な形状で、製作は簡単に思われるかも知れませんが、この部品専用の、量産設備が整った工場ならともかく、単品で作る場合には、このような部品を簡単に作れる工場は無いと思います。

このような加工は治具を作ったり、刃物にも工夫が必要なので、いわば手作り感覚で、職人の創意工夫がとても大事な加工になります。

弊社はミクロン台の精度(寸法・幾何公差)が必要な物は、概ねNC制御の機械で加工していますが、汎用の旋盤、フライスも所有しているため、このような加工にも柔軟に対応する事が出来ます。

バイク用部品

  • 2010/07/06 10:39
  • カテゴリー:

ファイル 107-1.jpg

ステンレス製で、バイクに使用するワンオフ部品(カラー)をご注文頂きました。

薄い物と、少し厚みがある物、径もそれぞれ違う4種類となります。

厚みがある物は丸棒から削りだしていますが、1mm以下ですと薄くて旋盤加工では加工が難しくなるため、弊社では1mmの板をワイヤーカットで切断してコスト削減に努めております。

1mmでも薄いと感じるサイズではありますが、弊社では0.1mmや0.01mmのシムと呼ばれるスペーサーも非常によく製作しており、紙より薄いこれらの金属板は手で簡単に折れ曲がってしまうので、慎重な取り扱いが要求されます。

普段このような、とても薄い板も取り扱っているので1mm程度では全く問題ありません。

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