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2009年10月13日の記事は以下のとおりです。

ストロボボックス 1

  • 2009/10/13 17:40

弊社では創業当初から光学メーカー様とお取引させて頂いておりますが、現在でも売上の多くを光学向け部品で占めております。

ホームページのトップでもご紹介しております通り、光学部品は弊社の得意分野でもありますが、お客様の方でもその事をご期待頂いて、ご依頼を頂くケースが多くございます。

期待に応えるべく緊張感もありますが、弊社にとって大変嬉しい事でもあります。

光学製品は日本が世界に誇る技術で、この分野に携わる者としては、少なくとも海外製品に負けてはならない、と常日頃から思っていますが、実際、海外製品の粗悪な品物を見ると、日本の光学製品では到底あり得ない品質で、少なくともこの分野では日本が世界をリードしているのは間違いないのではないでしょうか。

粗悪品というと日本を除くアジアの国々を思い浮かべるかも知れませんが、意外にヨーロッパの製品やアメリカの製品で、部品の置き換えをご依頼頂くケースが多いです。
アジア各国の製品は、日本から委託している物が多く、国内でしっかりと品質検査を行っているので、そう言ったケースでは、問題が起き難いのかも知れません。

弊社を光学製品メーカーとして考えて頂いているお客様においては、弊社の製品をご覧になっても特に驚く様子もなく、寸法においての品質は勿論、外観も光学製品では一般レベルだと感じ取って頂いているようです。

今回ご紹介する製品も、お客様はプロのカメラマンの方で、光学製品の知識も当然でしょうし、実際に仕事で使用される訳ですから、気を緩める事なく取り組みました。

流れとしてはいつものように、おおまかなデザイン、寸法をお知らせ頂き、弊社で設計、製作いたしました。
部品は一つではありませんので、恐縮ですがシリーズでお伝えしようと思います。

組み立てるとストロボボックスになるものですが、この部品はストロボのカバーとなるもので、光を上手く拡散させる為に、外側にテーパー状で拡がっています。
サイズは、一番大きな外径で大体110mmです。

CADによる3Dモデルはこのようになります。

もちろん弊社社内で加工致しますので、加工自体は全く問題なく、それどころか加工しやすいように設計してあります。治具なども全く必要としません。

今後、3回くらいに渡ってご紹介しようと思います。ご興味がある方は引き続きお付き合いください。

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