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2010年01月15日の記事は以下のとおりです。

自動車用パーツ

  • 2010/01/15 16:27

ファイル 54-1.jpg

自動車やバイクなど、補修部品やこだわりのパーツをご依頼頂く事がありますが、今回は自動車用パーツです。
詳しい用途はお聞きしないのでよく分かりませんが、エキゾースト関連でしょうか。

補修パーツでよくお問い合せ頂くのは、焼入されたカムシャフトなどですが、カムの部分は正確に測定しなくてはならず、歯切りも特殊な加工なので、お断りさせて頂くことが多いです。
自動車やバイクの中でも、特に重要なパーツなので、専門の業者へ依頼する事をお勧めします。
ギアなども、モジュールや圧力角など、色んな条件がありますので、はっきりした寸法が分からない場合は、弊社ではお引き受けできません。

今回ご依頼頂いたのは補修部品で、既存の部品をお預かりし、同じ物を2個製作しました。
同じ物と申しましても、厳密には曲線の部分は多少寸法が違うと思いますが、お客様の承認を得た上で、若干寸法が違っても構わないという事でしたので安心してお引き受けしました。

複雑な形状のパーツであっても、その全ての寸法が重要と言う事は少なく、どの部分が重要で、他は精度は必要ない、という情報はとても有用になります。
また今回の部品のように、相手に取り付く部品の場合は、どの部分が相手と一致しなくてはならないのか、と言ったことや、他の部分は関係ない場所なので簡易な形状でよい、等という情報を頂ければ、こちらで加工しやすい形状を提示致します。

多くの既存パーツはこのように曲線や、真っ直ぐでなく角度が付いた部品が多いですが、弊社ではこのような形状は正確には測定出来ません。
大体合っていれば良い、と言う場合でしたら、測定器を用いてある程度のアール(丸み半径)、角度を算出して、こちらで製図します。
その図面に対しご承認頂ければ、こちらでその図面の通りに加工致します。

精度が必要な、重要な部分に対して、きちんと採寸、測定出来ない場合は、やはりお引き受けする事が出来ません。

補修部品などの新規製作品をご依頼頂く際の参考にしてください。

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