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2010年04月02日の記事は以下のとおりです。

カメラ用L字ブラケット

  • 2010/04/02 14:29
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ファイル 79-1.jpgファイル 79-2.jpg

カメラを取り付ける台は、QTVR用など、色んなものを製作して参りましたが、今回の部品は回転しないので単純なものと言って良いと思います。

L字ブラケットと言うとアルミ板を90度に折り曲げた製品が多く、弊社でも同様の製品を何度か製作した事がありますが、重量が掛かるもので、安定した作りにするにはやはり板の厚みを増してボルトでしっかりと締結する方法が良いと思います。

今回お客様の方からは構造までは決めて頂きませんでしたので、弊社の方でこの方法をご提案致しました。

一般には、スチールやアルミなどは溶接による接合が多く見られますが、弊社では溶接は基本的に取り扱っておりません。
光学製品・測定器の製品では溶接はほとんど必要とせず、このボルトによる締結が多いです。

ネジ穴を開ける程度で、ボルトは無償で追加致しますから、外観上綺麗なのはもちろん、コストの面でも溶接より有利です。
ただ強度の面では溶接の方が上だと思いますので、どんな構造が良いのか、最終的にはお客様にご判断頂きたいと思います。

上の写真で、左上の部分にカメラを取り付けますが、カメラをブラケットに固定するために三脚ネジのノブを使用します。
ノブは外周ローレット仕上げで、勿論弊社で製作致しました。

下の写真で中央に開いているネジ穴は3/8インチの三脚ネジで、通常の三脚ネジは1/4インチですから一回り大きいタイプです。

材質は一般的な光学製品と同じ、A5052で、つや消し黒アルマイト仕上げとなっております。
ボルトはステンレスで、六角穴のタイプです。
一般的には十字穴ネジが多いですが、私共が扱うネジは、ほとんどこの六角穴ネジです。
十字穴のネジよりもしっかりと固定できるので、精密機械の関連では、ほとんどこのネジを使う事が多いです。

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