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カテゴリー「」の検索結果は以下のとおりです。

アルミ部品各種

  • 2010/09/10 10:32
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ファイル 130-1.jpgファイル 130-2.jpgファイル 130-3.jpg

アルミ製の部品を、何種類かご注文頂きました。

最初の画像は、中心部分にベアリングが入るとの事でしたので、ベアリングとの隙間が10ミクロン以下になるように加工しました。

ベアリングを取り扱う時は注意が必要で、簡単に入ってしまうようでは余り良くない、と私共では考えています。
つまり隙間が少ないので真っ直ぐに、穴と穴が同芯になるようにして挿入しないと入りません。
それでは入れ辛いので困る、と思われるかも知れませんが、0.1mm程度の隙間にして簡単に入るようにしてしまうとベアリングの意味が無くなってしまうので、ベアリング関連の部品をご依頼頂く際にはご注意ください。

もちろん、お客様の方で寸法をご指定頂く場合以外は、弊社の方からこのような事情を予めご説明させて頂いております。

レンズ用アダプター

  • 2010/09/08 18:08
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ファイル 129-1.jpg

弊社では毎日のように製作しているアルミ製の筒です。

表面処理は艶消し黒アルマイトです。

「艶消し」と申しましても実際には写真のように若干光沢があります。
光沢黒アルマイトに比べたら、ほとんど光は反射しませんが、それでも光学系、特にレーザー関係の部品では乱反射を防ぐ為に更にこの上から艶消し塗装を行う事があります。

個人のお客様ではそこまでご要望頂く事はありませんので、当ブログで紹介する事ができるか分かりませんが、機会がありましたらご紹介したいと思います。

オーディオ用部品

  • 2010/09/06 13:48
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ファイル 128-1.jpg

オーディオ用部品をアルミで製作しました。

アルミにはL字型の材料でアングル材という物が一般に販売されておりますが、規格サイズが限られていて、弊社では余り使用する事はありません。

今回の場合もサイズを調べましたが、やはり適合するサイズが無いので無垢材から加工しました。
肉が薄いので、通常板金加工で行うような部品ですが、板金だと角が丸まり、また直角度の精度も出せないので、光学系のこのような部品では、ほとんど板金加工で製作する事はありません。
今回は個人のお客様で光学系というわけではありませんが、価格的には板金で加工するよりも安価にできますので個人のお客様にもお勧め出来ます。

アルミ板の無垢材から、全てワイヤーカット加工にて仕上げました。

シフトノブ

  • 2010/09/03 15:47
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ファイル 127-1.jpg

材質はA2017(通称ジュラルミン)で、光沢赤アルマイト仕上げです。

大きさもさることながら、色が派手で非常に特徴的なご依頼品です。形状は単純ですが、単純なだけに、そこにシンプルなデザイン性があるように思います。

外径はφ50mm、長さが80mmと、シフトノブにしてはかなり大きいと思いますが、実際握ってみると意外に握りやすく、しかも目立つので、実用的かつ、こだわりの一品であると感じました。

ネジの規格はM10x1.5ですのでホンダ車用と思われます。

弊社は自動車関連の部品は一部を除きほとんど製作しておらず、各種ワンオフパーツを製作しておりますが、車やバイクの専門知識は有しておりません。

ですがシフトノブを幾つかご依頼頂いた経験から、ホンダ車とそれ以外のメーカーでネジの規格が異なる事を知った次第です。

シフトノブはアフターパーツで沢山販売されておりますが、ご自分だけの専用シフトノブが欲しい、と言う方は是非お問い合せください。

真ちゅう部品

  • 2010/09/01 11:06
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ファイル 126-1.jpg

当ブログでご紹介するのは久しぶりになりますが、真ちゅうで製作した部品をご紹介します。

企業のお客様からの依頼では毎日のように製作している材質ですが、意外と身の回りにない材質で、どちらかと言うと内部構造に使われている為か、余り馴染みがないかも知れません。
最も身近な例としては、5円玉が挙げられるかと思います。

加工する側からしますと、とても切削しやすい材料で、柔らかいので削りやすく、尚かつ削った際に出る「切り粉」がパラパラと細かく粉砕されるので、アルミやステンレスのように巻き付く事がなく、安心して作業できます。

もちろん加工コストも低く、弊社では一番安価な部類になります。プラスチックと同等に扱っています。
プラスチックの中には柔らかすぎて加工しづらい物もありますので、そのような材質に比べたら適度に硬くて精度が出しやすく、安価に製作出来ます。

ただ難点が幾つかあり、一つは材料費が高めなことで、小さな部品であれば材料費は数百円か、または材料費は頂かない場合もありますが、手の平サイズ程度の大きさになってくると、アルミなどと比べて、材料費分、割高になる傾向にあります。

それから酸化しやすいという難点もあり、放っておくと今のような季節は特に、湿気のせいで表面が変色してきます。
黄銅、とも呼ばれ銅を多く含んでいる為、このような性質を持ちますが、先の5円玉などを思い出してみると何となく分かるかも知れません。

10円玉のように、ほとんど銅で出来ているような材質になると、あっという間に光沢が無くなって、焦げ茶色のような色合いになります。

銅に関しては近いうちにまたご紹介したいと思います。

自転車用部品

  • 2010/08/26 14:57
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ファイル 125-1.jpg

MTB(マウンテンバイク)用の部品をステンレスで製作致しました。

段になった細い方にはベアリングが入る為、10ミクロン程度、細く加工しており、内径はメスネジが切ってあります。

当ブログでも何度かご紹介しておりますが、通常ネジを加工する際にはネジ相手品をお借りするのですが、今回はネジ相手品が市販ネジとの事でしたので、タップでネジを立てたままとなっております。

このように市販のネジ・ボルトが入るような場合には、ネジをお借りする必要もなく加工が行えますので、送って頂く手間が省ける事になります。

ステップアップリング

  • 2010/08/23 17:09
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ファイル 124-1.jpg

これまでにも何度か紹介しておりますが、カメラのレンズに取り付ける為のアルミ製リングを製作しました。

材質は一般的なアルミ、A5056で、艶消し黒アルマイト仕上げです。

全く同じ物を2個製作し、それぞれ連結できるようになっております。
ネジに関しては、これも何度かお伝えしておりますが、加工の際に相手ネジが必要になりますので、お持ちのアダプターをお預かりして、スムーズに締まる事を確認してから納品致しました。

このような光学部品は弊社では毎日製作していますが、1個ものが多く、毎日色んなタイプのものを製作しております。

今回のような単純なリングではなく、レンズが直接入るような、精度を要求される部品が特に多く、専門的な言葉で表現しますと、同軸度、直角度、平面度の公差が付加された部品です。

もちろん、どんな部品であっても手を抜いて製作する事はありません。
特にカメラ用部品などは図面に指定がなくても出来る限り精度良く製作するように心がけております。

アルミ製部品

  • 2010/08/20 15:07
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ファイル 123-1.jpg

前回記事のお客様より、アルミ製のカラーをご注文頂きました。
材質はA7075です。

このような部品を製作していると、取引先の工場の社長さんから、「小さいなー」なんて言われる事もありますが、得意サイズは工場によりマチマチで、弊社ではこれくらいのサイズ、直径10mmから100mmくらいまでが得意なサイズです。

小さな物だと1mm以下のものや、大きい物だと200mmくらいまでが弊社で加工可能なサイズです。丸い物の場合です。

フライスで加工するような四角いものの場合は、得意サイズは200mmくらいまでですが、内容により、500mmから1mくらいのものでも、加工が可能です。

1mを超えるようになると、もう社内では対応出来ないので、先程の取引先の工場など、大物専門のところに依頼します。
品質チェックは弊社で行いますので、どんなサイズのものでも安心してお任せください。

鉄製部品

  • 2010/08/18 10:06
  • カテゴリー:

ファイル 122-1.jpgファイル 122-2.jpg

弊社では長年、光学部品や試作開発部品を手がけておりますが、スチール(鉄)製の部品は、ごくごく僅かです。

もしかすると、身の回りで一番多い金属かも知れない鉄ですが、建築金物など、幾ら錆止めして塗装しても、時間が経つと錆びて劣化してしまいます。

ステンレスに比べ材料費が安いのが大きな魅力ですが、弊社ではステンレスばかり削っているせいか、逆に鉄の方が削りにくくなっており、多くの場合で鉄よりもステンレスの方がコストが低くなります。

企業のお客様から鉄の指定で図面を頂く時には、ステンレスへの変更依頼を出させて頂く事が多いです。
鉄=安い、というイメージがあるので、簡単な部品で安く済ませたい、と言う場合に鉄をご指定頂く事が多いですが、結局メッキをする必要があったり、余計な手間を考えるとステンレスの方がずっと簡単です。

鉄の加工に慣れている工場では、ステンレスは粘りがあって削りにくい、という意見もあるかと思いますが、加工時の刃物、送り速度などにより良い条件に変えられますので、削りにくいと言う事はありません。

弊社ではステンレスより削りにくい、ニッケル系の材料も多く扱うので、それに比べたらずっと削りやすい材料です。

今回のお客様は既存部品との関係や、ご自分で黒染めすることをご希望で、ご指定のまま鉄で加工致しました。材質はSS400という、鉄の中でも最も一般的な部類の一つです。

写真では錆びたような色になっていますが、加工後そのままの状態で撮影致しました。
上の写真は薄く、小さい部品なのでフライスで加工するのは大変ですが、ワイヤーカットで加工すると変形することなく、肉厚をギリギリまで薄く加工できます。
ただ、鉄やステンレスを加工すると、カットした断面が錆びたように変色してしまい、表面も他の金属と同様ザラザラになります。
見た目ほどはデコボコしているわけではないのですが、光沢が無くなるのでやはり品質は低下してしまいます。

磨ける部分に関しては、このあと磨いて納品しますが、メッキをする場合はほとんど目立たなくなるので、このままお納めする時もあります。

1-OFF.jpへご依頼頂くお客様のほとんどは、鉄をご依頼頂く事はありませんが、ミクロ工業へ依頼する場合は、鉄よりもステンレスの方が安い、という事を覚えておいてください。

ただし、材料費に関しては鉄の方がずっと安いですので、大きな部品に関しては、材料費分、ステンレスの方が高くなるケースもありますのでご了承ください。

ステンレス部品

  • 2010/08/16 10:41
  • カテゴリー:

ファイル 121-1.jpg

材質はSUS304、厚み5mmの部品です。

当ブログで何度も出てきておりますが、一般的なステンレス材と言えばSUS304で、そのSUS304の加工性を良くした物がSUS303です。

個人・法人のお客様を問わず、SUS304をご指定頂いた場合以外は、コストが低くなるSUS303を選んだ方が良いのですが、SUS304の方が良い場合があります。今回がその例です。

写真に写っている上面はツヤがあり綺麗な表面ですが、材料のままで一切加工していません。
薄い板を形状にカットし、穴を開けただけのものです。

ステンレスの板と言えば皆さんこのような綺麗な表面をご想像されると思いますが、このような材料は6mmまでで、それ以上の厚みになるとザラザラとした表面の板しか販売されておりません。

しかも綺麗な薄板はSUS304のみで、加工性の良いSUS303にはありません。
ですので表面が綺麗な状態で製作するには、敢えて加工性の悪いSUS304を選択し、上下面はそのままでカットするだけでコストを低く抑えるようにしています。

SUS303は若干磁性があること、真空中ではガスが発生するなどの問題があり、企業のお客様ではSUS304厳守という指定を頂く事も多いですが、個人のお客様においてはそのような例は少ないと思いますので、無理に「SUS303」と指定して頂くのではなく、ただ「ステンレス」と指定して頂ければ、こちらで安くなる方にて加工致します。

また今回のお客様は文面で全て寸法をご指定頂き、後から弊社で図面を製図しました。
簡単な形状であれば、このような対応も可能です。

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